アーユボワン
昨年4月21日にスリランカで起こった
テロ事件「イースター・アタック」直後に
スリランカへ渡った時の記録⑤。
スリランカに携わる仕事を始めて2年半、
年に2回は訪れていたスリランカだけど
知らなかった言葉「アリヤ」。
に到着し、その意味はすぐにわかりました。
それは、象。
宿泊した「アリヤ・リゾート」は
象をモチーフにしたオブジェやデザインが可愛い!
また、開放感触れ、自然と一体化したホテル!
客室にもバスタブがあり、夜は
スマホを片手にゆっくりリラックスできました。
翌日はまた早朝のスタート。
一番に訪れたのは
世界遺産「シギリヤ・ロック」。
こちらも観光なし、セキュリティーの状況確認のみ。
シギリヤ・ロックの敷地に入るゲートが
降りているのを初めて目にしましまが、
ドライバーが会話をすこしして
「顔パス」で入場。
どうやらドライバーさん、何度も来ているから
セキュリティの人に覚えらえているのだとか。
さすがスリランカ大手の会社Jetwing です。
シギリヤ・ロック視察後、向かったのは
私の希望で視察・体験をお願いしていた
「ヴィレッジ・サファリ」。
昔ながらの
伝統的&ローカルな生活を垣間見ることができる、
体験型のプログラムです。
内容は・・・
①バロック・カート乗車体験
水牛の馬車で湖のほとりへ移動
②カタマラン・ボート乗車体験
ボートに乗っている最中もボートを漕ぐスタッフが
国花である「ロータス」で創作をしてくれたり、
シギリヤ・ロックを見たりと楽しめます。
③伝統的料理体験
伝統的な家屋にて、
”アンマ”” =シンハラ語で「お母さん」 から
伝統料理を教えてもらい、作った料理をいただく
以上のプログラムです。
私は視察なので簡易verにしてもらいました。
そこの”アンマ”の笑顔がとても素敵!
「シオ」とか「カライ」とか「ちょっと」とか
訪れる観光客から覚えたのであろう
日本語を使いながら楽しませてくれました!
食後のセイロンティーをいただきながら
いくつか質問してみた
私 :
テロが起こって生活はかわりましたか?
アンマ :
生活スタイルは変わらないけど、
お客さんが少なくなってしまったわ
私 :
生活をしていて危険を感じたり、怖さは感じますか。
アンマ :
この辺は都市と違って、みんな顔なじみだし、
不審者がいたらすぐわかる。
今はアーミーが私たちを守ってくれている。
だからテロに怖いとは思わない。
それより何より
観光客がこのまま来なくなってしまう方が怖いわ。
そうよね。スリランカは観光国。
観光客が来なくなったら
この国の人の生活は守られない。
政治もイマイチと聞くスリランカの人たちは
「アーミー」と「観光客」に守られているのだ。
会話の最後、アンマ(お母さん)に、
「私日本に帰ったら
“スリランカはもう大丈夫。警備もしっかりされて、観光客を迎える準備は常にできている”
と伝えます。だから日本人のお客さんが来た際には
あなたのそのスマイルでウェルカムしてください」
そう言って、アンマとお別れをしました。
母国に悲惨なことが起きても
最高の笑顔でもてなしをしてくれた。
またお会いすることがないとしても、
「人を笑顔をする」
あのアンマの笑顔が消えないようにしたい。
そう思いながら 次の目的地
「アヌラーダプラ」へむかいました
~つづく~
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