アーユボワン
よくTVで
「りんごが良い」
「トマトのリコピンが良い」
「ヨーグルトが良いらしい!」
と出てくると、大抵はその食品が
スーパーから品薄になります。
それが普通だと思います。
私もそうでした。
でも、アーユルヴェーダに出会って
最近はそれに流されないようにしています。
信じる・信じない、ではなくて
正しく言うと、「それだけで動かない」
というのでしょうか。
勿論、アーユルヴェーダというのは
インド→スリランカに伝わったので
5,000年以上も前に伝わり
古典書に書かれていたものなので
場所も時代も違う今、
それを100%信じていれば健康でいられる
とも思っていません。
総合的に考えて
「自分にとって」 よいかどうか、
を考えるようになりました。
例えば、私はトマトが大好きで
トマトダイエットをしたことがあります。
でも、アーユルヴェーダ的に言うと、トマトって酸性なので、胃腸が荒れやすい私には
そんなに摂取することは
良くないということが分りました。
このように、体は人によって違うので
「摂取した方が栄養になるもの」
「避けた方が良いもの」
のなどがあって確かに当たり前ですね、
アーユルヴェーダ的に良いとされているのは人によって異なるものの、基本的には
消化の良いもの
→ これは理由はお分かりだと思います。
その季節の旬のもの
→ その時期に育つ食べ物というのは、
太陽や土から大地のエネルギーを
最大限に取り入れベストな状況で実ります。
今ではトマトも1年中育つようになりましたが、
その為には薬が使われていたり人間の手により
何かしら加工されたもの。
なのでその季節の旬のものを摂ってもらうことが
不純物が少なく栄養価が高いと言われています。長く伝わるその土地柄の食べ物→昔から日本で伝わる食べ物は、長年私たちの体に親しまれてきた食べ物です。これは相性が良いとされています。
例えば、本来食べ合わせが良くないと言われている「ご飯と酢」も日本人にとっては慣れた食べ方なので日本人には合っている。
一方で、ヨーグルトなどの乳製品は、
外来品なので日本人には消化しずらいのでアーユルヴェーダでは薦められていません。
よって、色々な体に効能のあるハーブやスパイスを使ったスリランカ料理と日本の家庭料理と比べたら、
私たち日本人にとっては日本の家庭料理の方が体には合っている、と言えるでしょう。加工・インスタント食品、作り置きは避ける
→これはイメージがつきやすいですね。加工されたもの、保存食は沢山の薬が使われています。
また、手作りのものも日が経ってしまえば、時間がたてば経つ分新鮮さは失われますから、
出来立て・新鮮な食べ物の方が害がない、「生命エネルギーが高い」と言われています。
これ以外は
アーユルヴェーダはもともと「個」を大事に考えるので、「その人によって」良い悪いは異なってきます。
また、アーユルヴェーダ・ドクターにいつも言われたのは「食べちゃいけない、とは言わないよ」
ということ。
ドクターとフルーツ・ジュース・バーに行ったとき、
「ブルー・ベリーが良いな!どう?」と聞くと
「酸性のものよりは本当はバナナが良いけど、まだこの時間なら大丈夫かな」
ってブルー・ベリーでOKサイン。
この時間なら、というのは
まだ早めの時間だったので
「この時間ならまだ消化器系が充分に消化できる」
ということだそうです。
メディアで取り上げられたものにすぐ飛びつかず、
自分の体とコミュニケーションをとって
食べ物を選んでいきたいですね。
今日も良い1日をお過ごしください
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